事業概要




沖縄県企画部地域離島課が主管となり、平成22年から始まった事業です。

企画コンペを経て事業を受託した沖縄県旅行業協同組合と、株式会社カルティベイトが、交通・宿泊の手配や、島側の受入れ体制づくりの支援など、実施運営を担当しています。



☆事業の目的は・・・

「将来を担う児童生徒が、離島の重要性、及び魅力に対する認識を深めるとともに沖縄本島と離島との交流の促進により、離島地域の活性化を図ること」(事業概要より)。

☆事業の内容は・・・

沖縄本島の小学5年生が、県内の離島に2泊3日滞在し、自然・歴史・生活文化・生業を体験し、島の児童・生徒や住民と交流する、というものです。

平成22年度は、3校の小学校5クラス163人が5離島に、
平成23年度は、8校の小学校19クラス558人が13離島に、
平成24年度は、23校の小学校23クラス1,860人と、2校の中学校38人が16離島に、
平成25年度は、41校の小学校92クラス2,702 人と、3校の中学校10クラス376人が18離島に、
平成26年度は、49校の小学校と2校の中学校が18離島に派遣されました。
平成27年度は、47校の小学校が19離島に派遣されます。(本部町の水納島が加わりました!)



☆大切にしていることは・・・

学習サポートを担当している私たちが、この事業の企画運営をするうえで意識しているのは、島で行われている既存のメニューを組み合わせたり、すでにできていることをやってもらうのではなく、常に新しい人に加わってもらい、新しいチャレンジをすること。それによって、事業終了後に離島の教育旅行の受入れ体制が整い、発展してほしいと考えています。

また、参加した児童生徒や先生、保護者の方々が、たくさんの感動とともに離島体験・交流の良さを実感することで、沖縄本島と離島の児童生徒を結ぶ本事業が、修学旅行や宿泊体験事業などの離島への振り替えも含めて続いていくことを願っています。

☆具体的には・・・

1.離島を活性化するために

1)新規体験プログラムの造成
2)既存プログラムの質の向上
3)ガイドや民泊の拡充
4)受入れ体制づくり
5)地域コーディネーターの育成

2.沖縄本島の児童生徒の学びや気づき、喜びを大きくするために

1)沖縄の離島の魅力や大変さを知ってもらう工夫
2)生きる知恵や働く喜びを実感してもらう工夫
3)人と深く触れ合うことの喜びを感じてもらう工夫
4)社会のルールやマナーを知ってもらう工夫
5)潜んでいる可能性の芽を出す工夫

・・・本事業の概要はこちら(PDF資料)